ベアルさんの生きるブログ

個性派家族の生きやすさを探す

娘、不登校の兆し

もうすぐ夏休みが終わりますね

 

先々週、娘の療育センターにて最後の診断が出ました。

境界性知能と

学習障害

 

実のところこの二つは定義からは

外れているんです

なぜなら学習障害はIQが正常な値だけれど

読み書き計算だけができないという定義だからです。

 

そして境界性知能とはいわゆるIQがグレーゾーン。

 

娘ちゃんは例外らしく

IQがグレーだが、読めない度合いがさらに低いため学習障害

という診断が出たということでした。

娘は書き写すことはできるのですが

読めないために、それはただ絵を書いているのと

同じだということでした。

今は通常学級の1年生ですが

このまま通常学級で勉強していても

知識が積み上がっていかない。

娘にあった勉強方法をとった方がいいということで

特別支援級を勧められました。

その判断をする市の機関にも書類を書いてくれるということでした。

 

娘にわかるように絵で

支援級のことを伝えようと

話しましたが

 

「もう絶対に学校にはいかないよ」と

あら、そうなの?(汗)

「もう頑張ったもん」ってw

 

確かに頑張ったよな〜

 

不登校になる要因は揃っているのは分かってる

 

兄も不登校の影響ももちろんあるし、読めない状況での

学校教育ってしんどいよね

体も小さく集団登校も小走りでついていってる。

本当に頑張った。

 

来週から学校。とりあえず学校には個別で登校することを

伝えました。行きたくないでゴタゴタする時に

登校班への毎日の連絡はきつすぎるから(兄の時で経験済み)

しかし登校班の係りの保護者の方にはまだ連絡してなくて

何も躊躇してるのやらだけど

周りの目が少し怖い・・・・踏ん切りがつかない

もう何度も人に相談して個別登校にするって決めたのに。

 

昨日あたりから、もうすぐ夏休みが終わる事が

分かって来て、娘荒れてます

 

また戦いが始まるのかー

母の心が病みませんように・・・・。

行きたくないけど行くところ

それはうちの子にとっては学校です

 

息子ちゃんは小学1年生の時に

担任の先生との折り合いが悪く

入学から1ヶ月で不登校になりました。

担任の先生との関わりは1年間全く無くなり

私はスクールカウンセラーさんと

繋がり、息子ちゃんの居場所を探しました

 

学校はみんなが当たり前に行くところ

そう思っていました

私自身も子供の頃、嫌だけど行くのが当たり前だから

毎日行っていました

 

私は何で、嫌だったのか。

私が昔学校に行きたくなかったのは友人関係でした。

女子特有のグループの中で一人ずつシカトしていくみたいな

ボスの子がそれを決めるみたいな事があり

次は誰がシカトされるのか

ビクビクしていた思い出があります。

小学生6年の時にそんな人との関わりに疲れて

中学からは人に心を開かないように生きるようになりました。

でも、その場には適応しなくてと思っていたので

いい人を演じるような毎日

今考えてもよくやっていたなと思います。

 

では息子の不登校はなぜ起きたのか?

先生との折り合いが悪くと書きましたが

正直、まるっきり理解できているわけではありません。

 

息子には感覚過敏や不安症があり

自閉スペクトラムの診断をもらっていました。

本人しか分からない不快感があったのかもしれない。

自閉スペクトラムの子が持っている特性である

過剰適応するような部分も持ち合わせている息子ちゃん。

 

新しい環境に慣れることも、定形発達の子供と比べると

どんなに無理してがんばっていたことでしょう。

そんな中でも給食が美味しかった!と

楽しそうに帰宅する息子ちゃんの姿もありました。

しかし、徐々に登校しぶりの日が出て来て

行きたくないと道路に座り込んで動けなくなる日も

続きました。

 

それと同時に担任の先生に特性を伝えていたから

そんな特性を持つ息子を排除しようとする担任の言動に

私自身も不安な毎日で、私も限界が来ていました。

 

「もう行きたくないなら行かなくていいよ」

 

登校するために試行錯誤していた日々を

やめることにしました。

息子はほっとした様子でした。

 

学校には学校のルールがある

集団生活の中で活動していくには

そのルールに従わないと

「困った子」になってしまう

また、ルールに従おうと頑張りすぎてしまう子も

そこは行きたい場所ではなくなってしまう

 

そこから3年が経って

息子ちゃんは不登校の子の居場所、通級指導教室、

学校の中にある別室登校をしています。

そこで過ごす時間は短いけれど

今の息子のペースはこれいいんだと落ち着いています。

 

今元気になっている息子を見て思う事があります

学校がもっと幅広く色々な子供を

受け入れてあげれる仕組みがあれば

学校に行けたのではないか

 

行かなくてはいけないと思っているところから

外れるのは大人も子供も大きな勇気がいる事です

 

だから今、不登校であることに皆悩んでいると思います

休みたい時に

休める学校があったら

不登校なんて言葉も生まれないのではないですかね

 

そんな世の中になったら幸せだな。

先生の負担も減るのではないですかね。

国が決めた教育のノルマより個々の人間である

子供をもっと見て欲しいです。

母と娘

前回のブログで

育児に息詰まった私は両親と距離を置いたとありました。

実はあの文章は2020年に書いたもので、

自分自身振り返るためにもどこかに出しておきたいと

思い載せました。

 

距離を置いたのは結局1年間くらいでした。

その間、心が病みそうなほどしんどい時も

あったけど、だからこそ親には頼れなくて

踏ん張った記憶があります。

同時に、母もなぜこんなことになったのか

自分自身と向き合った時間になったと

姉に話していたようです。

 

1年経ったときのお正月にこのままではいけないと

勇気を出して実家に行きました。

最初、怖くて両親と目を合わせる事ができなくて

めちゃくちゃ挙動不審だったw

今思えば、育児ノイローゼだったし正常ではなかった私

 

距離をとるまでの私は実家に行くにも何か買って

行かないと行けないと思っていたし

私も孫も迷惑かけちゃいけないとか思っていたし

とにかくガチガチに緊張していて

母の思いを受け止めなくちゃとか

 

母という人の存在が、私を苦しめたのは確かでした。

でもやっとその1年間で

私は私で生きていけばいいって思ったし

無理に合わせることもないのかなと思えました。

 

そしてそこから母も変わりました。

孫のことも理解しようと努めてくれました。

その変化は私もとても心強かった。

 

今も、月に1回行くか行かないかの距離感だけど

それがちょうどいい感じです。

 

色々あったけど、母親に受け止めてもらう認めてもらうって

本当に心のそこから安心するんだって

今だから思えます。

 

自分がそう思ったこと忘れずに

私も子供たちのこと受け入れてあげたいと思います

まあ、でも母も人間だから

たくさん失敗するんだけどw

失敗から学べばいいか!

普通だけど普通じゃない

普通ってなんだろう

 

小さな頃から私はこのことに疑問を持っていました

 

なぜなら、うちの両親は小学生の頃から私に

 

「普通に生きるのが一番難しいんだ」

「普通が一番」

「普通になるんだぞ」と言っていました

 

その言葉の通り、勉強も運動もなんの取り柄もないけど

とりあえず普通の真ん中くらいにいる子供でした

 

反抗期に差し掛かり

普通なんて嫌だと思い

人と違うことをしようとしました

 

当時の私の中での人と違うこと

 

それがドラムでした

 

当時、女でドラムをやっている人は数える程だったんじゃないかな

女でドラム

 

普通じゃないことばかりをしたくて

でも、私はいつまでも普通のつまらない人間だという

思いはいつまでも消えませんでした

 

いつの間にか

 

普通=つまらないになってました

 

 

そして

私も大人になって

母の話し相手になる時が増えた時期がありました

 

母の口癖は「普通は〜でしょ」でした

自分の考えと違うものは普通じゃない

 

それは細部に渡り日常のありとあらゆるものに対する母の普通を聞いて

主婦とは〜が普通

女性は〜が普通

子育ては〜が普通

 

私は普通がますます分からなくなりました

 

親の前では物分かりのいい子供だったから反論も質問もできなかった

 

普通じゃなかったらどうなるの

 

そんな私が子供を産んだ

 

そしたらどうなったか

 

 

普通の母親にならなくてはと強く強く思いました

 

それは苦しい体験でした

 

 

 

長男は緊急帝王切開で、早産で生まれました

低体重でNICUに入院しました

 

そのことで自分を責めました

心は揺れました

 

産後の痛みも強い中、

両親に対応することが辛くなりました

めちゃくちゃくしんどい時にでも

気丈にしていなくては行けない気がして

 

弱音は吐けないし

頼ることが死ぬほど嫌でした

 

育児本もたくさん読んだし

育児のテレビも録画して何度も見ました

 

普通にお母さん、普通の子育てとはなんだろう

 

 

 

でも、

長男は普通にはいきませんでした

 

いわゆる子育てのマニュアルを実践してもダメで

母に相談しても、マニュアル通りのことを言われ

それでも上手くいかないと

私が優しすぎるからダメなんだ

しっかり躾けるんだと言われました

 

今思うと私は子供のことを見ないで

周りの目ばかりを気にしていたように思います

子供と外に出るたびにずっと謝りながら歩いていました

 

 

そんなこんなしているうちに2歳差の妹が生まれ

自体はさらに悪化しました

 

当時は育児ノイローゼだったと思うし

だいぶ追い込まれていたかと思います

大変すぎて記憶がないです

 

そして長男入園

 

お遊戯も工作もできて

友たちとも遊べました

 

生まれてからの検診でも何も言われなかった

 

でもいつまでも育児が大変で

なんでなのか分からなかった

 

そして、問題が表面化

 

登園拒否

 

私も子供も死ぬほど辛い思いをしました

 

でもやっと気が付けた

 

普通だけど

 

普通じゃない

 

 

てか普通って何?

 

 

その頃、偶然に本屋で手にした発達障害の本

 

私は腑に落ちました

 

正直その時の気持ちは「良かった」でした

 

そうかだからか

 

分かって良かった

 

そして長男へ

 

今まで分かってあげられなくてごめん

 

 

そこからの道のりもとても険しく、安心した気持ちもあるけど

 

 

なんでそうなったんだろうと自分を責めたりの繰り返し

 

療育センターに子供二人連れて行くにも

 

とても大変で泣きながら子供二人連れて行った記憶があります

 

もともと心配性な私はいつも準備周到にして時間には遅れないよう計算しても

 

やっぱりダメで

 

頑張れば頑張るほどダメで

 

実態が分からない両親はそんな私を責めるだろうと思ったし

 

案の定、上からものを言われて私の中で両親との限界を迎えました

 

 

両親と連絡を取ることをやめました

 

でも姉が助けてくれて転園の提案をしてくれて

 

少しづつ前に進み始めました

 

そこからは大変な時もあったけど周りに助けてくれる人も増えて

 

以前よりはとても安らかな日々を送ることができました

 

 

新しい園に入り長男は見違えるほど元気になりました

とても嬉しかった

 

心から子供が可愛いと思えるようになりました

子育てが楽しいと思えるようになりました

 

 

発達障害と一言で言っても

重度から軽度、10人いたら10人分の種類がある感じで

境界性もグラデーションになっていてとても難しい

 

軽度であればあるほど気がつかれにくく

対応もまたむすかしい

 

発達障害に関する本もたくさん読んで勉強したけれど

 

読めば読むほど

 

普通

 

それって一体なんなのかな

 

ここまで経験して、やっぱり分からないもんだなと思います

 

 

どうしても部屋が片付けられなかったり

どうしても時間に遅れてしまう人とか

人見知りとか

得意なものに対する集中力がすごいとか

 

いろんな人がいてそれぞれの性格といえば

それまでだし

 

でもその性格で障害が出で来てしまうことが発達障害と捉えるのならば

その障害が出ないように対応すれば

それはただの性格になる

 

普通になる

 

本人が困らないように

窮屈に生きていかなくて済むように

そのための対応

 

頭では分かっているけど

私自身の生い立ちから対応を実行し続けるのが

難しく、葛藤します

 

本当のことを言ってしまえば

普通じゃないって素晴らしい!!!

そのままで大丈夫じゃん!って思うから

 

学校だって行かなくてもいいし

好きなことたくさん追求して面白い人間になったらと

 

でもずっと意味の分からない『普通』という言葉に

に縛られて生きて来た私が居ます

 

これから先、まだ困難は続くかもしれない

でもこの先、普通に縛られない自分になりたいって思うから

試行錯誤しながら息子と向き合い生きていきたいなと思います

夏休み楽だけど、しんどい

もう8月に入りましたね。

夏休みの終わりがチラッと見えて来ています。

 

4月に娘ちゃんが入学して

息子ちゃんも週2回、別室登校出来るようになりました。

息子はそれと別に週1回不登校児の居場所

あともう一回通級指導教室に通っています

それら全て私の付き添い&送り迎え

なので週に4日は付き添います。

それに加え、娘の登校しぶりも出て来たり

 

夏休み前あたり、母の精神状態限界だったかも

胃が痛くて嗚咽が止まらなくなったり

自分の意思とは関係なく涙が止まらなくなったり

(付き添いの電車の中でひたすら泣いてました。

今はマスクだから泣いていても気がつかれなくて

良かった😅)

不安で夜中に何度も起きて考え事が止まらなくなったり

しんどかった。

 

なのでコロナになって10日間隔離生活をして

全てのストレスから解放されて

少しづつ心が安定して来たのが分かりました。

自分のことに目を向けられるようになった。

 

そして隔離生活が終わり

日常へ戻りました。

母がいない10日間、夫が家のことをよくやってくれて

子供たちもいつもと違う環境で

ちょっと緊張感持って生活したのか

安定したように思うのだけど、

母がいつもいる通常営業に戻ると

途端やることもやらずにわがままばかりに・・・

何で?

そんな子供にイライラしてしまうのもまた日常が

はあ〜

母への依存度が高いのか。私がいけないのか💦

 

そして息子ちゃんの行動がさらに私を不安にさせます。

携帯でYouTubeを見るとき、家の中も行ったり来たりの行動が

止まりません。ずーっと狭い家の中を行ったり来たり。

はっきり言って邪魔だし落ち着かないし

やめてほしいけど本人は無意識なので

何度言ってもやめません。

動いた方が落ち着くのはADHDの症状なのかもしれません。

 

別室に避難することにしました。

とにかく自分の精神状態を落ち着かせるために

自分の時間を持つ

私も人に振り回されやすい人間で

子供と一緒にいたら、子供に一日中振り回される

ああ、この自分の性格も何とかしたい・・・。

 

そして9月からの学校との対応や

付き添いのことを考えると今から胃が痛いです

娘ちゃんの身の振り方も考えなくてはいけない。

2学期から学校に行けなくなるかもしれない・・・

そうしたときの対応

息子ちゃんとの兼ね合い

体一つじゃ無理だ・・・

 

もう頑張れる気がしません

 

ちょっと愚痴りたい・・・

発達障害の子供を持つ親の心のよりどころ。

それはどこにあるのでしょうか?

うん、ありますね親の会とか。

まだそこに踏み出せない人もいますよね。

私もです。これって自力で見つけるの?

よく分かってない。

発達障害ということを受け入れるのに

時間がかかる人もいますよね。

 

親は子供が困っていたら助けてあげたいって思うし

どうにかしなくちゃって

たくさん調べると思います

たくさん頑張ると思う

でも、一人じゃしんどいし

誰かに助けてもらいたいと思う。

それは、自分の親であったり配偶者だったり

するけれど、そこに頼れない親だっている。

そうして学校の先生やスクールカウンセラーさんや

療育施設に相談する。

結局最後の決断は親で

その決断に不安しかないから

相談してるんだけど

どこかみんな他人事な気がする

(そりゃそうなんだけど)

困ってる事に対応するために

勉強して何とかしようとしてるけど・・・

 

本当に心細いです・・😭

 

今、発達障害の疑いのある子供や大人も

とても増えていて、対応も大変なのだろうなって

目に見えて分かります。

だから遠慮もしちゃう

でも困りごとは解消されない

何とかしなくちゃいけない

親だから親の責任で何とかしなくちゃいけないど・・

疲れ切ったら親の会に行ってみようかなんて

そんな気持ちにもなれない

 

療育の担当の方、相談すると

予約とってお話聞きたいからまた折り返し電話しますと

言うのに全く連絡くれないの何で?

でもこちらは他の用事でまた療育に電話しなくちゃ

いけなくて、その担当の方が出ても

相談の予約の話どこ行った?

(これが何度も繰り返される)

なんか迷惑かけてんのか私・・・。

相談聞く気無いよね。

精神状態不安定な状態で

信じられる人がいなくなるって本当にキツい

療育の人が色々詳しいし、具体的なアドバイスもらえるけど

その窓口がダメなら途端にどうしたらいいのか

分からなくなってしまいました。

もう、ただの愚痴ですいません・・・。

 

私自身の気持ちが不安定になっているだけなのかもしれない

頭冷やします。

 

コグトレ&読字障害(ディスレクシア)対応

発達障害のことを調べていると、

グレーゾーンと呼ばれる人たちがいます。

通常の中には入れないけど支援も受けられない部分にいる人

 

そこには周りの人には気がつかれにくく

本人の困っていることが伝わりにくい

 

娘ちゃんは学習障害がありますが、

知能(IQ)がグレーゾーンです。

境界知能とも言われます。

学習障害とは知能が正常の人がなる障害と言われて

いますが、主治医の先生は例外的な学習障害と言われました。

正直、これ私自身良くわかってません・・・。

自閉スペクトラムADHDの傾向も薄いようです。

 

授業は周りの様子を見て動いています。

本人は授業は分からないけど、

何とか出来ているという認識です。

 

今夏休み期間で、少しでも本人の困りを軽減できないかと

認知機能トレーニングを始めてみました。

そして読める単語を増やすための点結びカード

毎日10分くらいの取り組みですが、できた!という思いを

大切に進めていきたいと思っています。

 

そしてこの認知機能トレーニング(コグトレ)ですが

宮口幸治さんという方が提供してくれているのですが

勉強の出来なさは認知機能に弱さがあることに

繋がっているのではないかと

コグトレを考えたそうです。

 

娘は今は読めないところに困っていますが

そこには聞き取ったものを理解できない

認知機能につながっているかもしれません

まだ、このトレーニングがどう作用するかは

分かりませんが、

とにかく続けてみようと思います。

 

支援を受けにくいグレーゾーンの子にも

家でできる対応策だなと思いました。

 

夏休み明け、少しでも自分に自信がつきますように✨